~ひびきあう魂、思いを紡ぐ~

 

2011年3月11日の東日本大震災直後に『教育・芸術・医療でつなぐ会』が活動を開始してから10年が過ぎます。

この間にも日本の各地で、また世界のいたる所で、災害や戦争、パンデミックが起こっています。

「こうした世界で何ができるのか、どうやって共に生きられるのか」

それはこの10年間、常に私たちに突きつけられてきた課題です。未来に向かってできることは何か。

おそらくそれは、私たちが手探りで続けてきた活動の実感、積み重なった体験から得たわずかな光に導かれるもの。

10年というひとつの区切りに「私たちのできること」をワークショップという形で提案します。

平安、あるいは旅立ちを希求する全ての人々に向けて。

オンラインという私たちにとっても初めての試みが、新しい出会い、豊かで静かな喜びに開花しますように。

 

 

 

  心とからだへの支援

 

 『教育・芸術・医療でつなぐ会』は被災者支援のボランティアグループですが、物資や労働力を提供するボランティアではなく、人々の心やからだのケアを、シュタイナーの提唱するアントロポゾフィー(人智学)の学びを基盤としてやっていこうという特別なものです。メンバーは、教育や芸術、医療の現場で働く教師・教育者・アートやオイリュトミーの療法士・医師や看護師など30人あまり。要請を受け、数人のグループで被災地や避難者の住む地域へ出かけ、マッサージや健康相談、水彩画などの芸術活動やセラピーなど、10年間で100回以上のワークショップ、延べ3,000人以上の人たちへのサポート活動をおこなってきました。

 ケアに行き被災地の方々の強さやあたたかさにふれ、かえって癒されることも多くあります。東日本大震災に関しては、新しい出発を始められた方も多く、こちらが勇気づけられることも。つなぐ会』は手探りしながら、一歩ずつ、ちいさな光をつないで輪を広げてきました。(メンバーの一部紹介はこちら 

 

  支援内容

 

●教育・芸術的支援

 (こども対象)

  リズム遊び、音楽、オイリュトミー

  絵画(水彩/ぬらし絵/フォルメン線描)

  粘土造形、人形劇、語り聞かせなど

 

  (大人対象)

   ワークショップ:オイリュトミー、歌唱

   絵画(水彩/ぬらし絵/フォルメン線描)                 

     ボートマー体操、粘土造形、グリーフケアなど 

                      

      ●医療的支援

  医療相談

  各種芸術療法(個人/小グループ)

  マッサージ:アインラインブング

  リズミカルマッサージ療法

  足湯と手足のマッサージ講習など

 

      ●講演・イベント

  講演:教育、放射能について、トラウマ学

    イベント:ワークショップ・公演など

 

 

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  寄付ご協力のお願い

  活動はすべて寄付金によって成り立っています。

  あなたのサポートで支援の輪が広がります。

 

寄付金振込口座:ゆうちょ銀行 

 口座番号 10080-48122661

 口座名義「教育・芸術・医療でつなぐ会」

 

一般金融機関から「ゆうちょ銀行」へお振込みの場合

 口座種別 普通貯金

 店  名 〇〇八(ゼロゼロハチ)

  口座番号 4812266

 

*寄付してくださる皆様へのお願い

振り込みの場合こちら宛には、お名前のみしか表記されません。

お手数ですが下記の『つなぐ会』のメールアドレス宛に、お名前/ご住所をお知らせください。

  

  『つなぐ会』メールアドレス 10tsunagu@gmail.com

 

 

 

つなぐ会通信 News Letter  No.6  JUL.2020 

インタビュー特集号  全60P 

 

10年の歩みをコアメンバーへのインタビューの中で振り返ってみました。

アート、マッサージや医療、幼児教育、歌唱療法など、それぞれの支援の役割について、

また、『つなぐ会』の有機的活動のあり方についても。

アントロポゾフィーが成し得る支援とは何かについて、深く知ることができる1冊です。

 

 

(残部僅少/¥1,000以上の寄付をいただいた方に配布しております)